Vine LinuxでCDからmp3ファイルを作成する

Vine LinuxでCDからHDDに音楽ファイル(WAV形式)とMP3ファイルを作成する方法です。

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Vine LinuxでCDからmp3ファイルを作成する

2006/12/21 01:07

CDからMP3ファイルを作成する方法は、Windowsでももっとも馴染があるエンコード方法でしょう。
私の友人は、Windowsの使いかたすらおぼつかない連中ばかりですがMP3の作成方法は知っているようです。
さて、Windowsではお馴染みのエンコードも、ことLinuxに関してはそううまくいかないようで・・・。
いろいろ調べたんですけれど、どうも何かをインストールして「ハイ。終わり」というようにはいかないようです。
というのも、情報自体が少な過ぎ。
何度か試行錯誤をして、ようやくCDからMP3ファイルを作成する事ができたので、その方法をのせておきます。
いちおう、Vine Linux4.0で実行しました。

必要なものをそろえる

今回必要な一式は、

このうち、Gripはすでにインストールされているはずです。
メインメニュー(画面の上部にあるバー。Windowsでいうスタートボタンのようなもの)の「アプリケーション」の「サウンドとビデオ」にある「Grip」がそれにあたります。
まだこの時点では、設定ができていないのでWAVファイルにも、MP3ファイルにも変換できません。

ファイルのダウンロード

仮設小屋 分館さんのところから、「petit313.tgz」と「nasmsse2.tar」を拾ってきま素。
EUC LF(for Linux)という部分と、Linux binaryが圧縮ファイルのリンク先になります。
ここでは仮りに、「/root/Download」以下に保存したとします。

gogoとnasmのインストール

まずは必ず「nasm」からインストールします。
その後、「gogo」をインストールしますが、このときに「nasm」へのパスが通っていないといけません。
具体的には、以下のように進めていきます。

# cd /root/Download
# tar xvf ./nasmsse2.tar ☆ nasmの解凍
nasmsse2/
nasmsse2/nasm
nasmsse2/licence
nasmsse2/copying
☆ nasmへパスが通るように「/usr/bin」以下に移動させる
# cp ./nasmss2/nasm /usr/bin
☆ gogoの解凍とインストール
# tar xfvz petit313.tgz
petit313/
petit313/FreeBSD/
petit313/FreeBSD/Makefile
petit313/FreeBSD/thread.c
petit313/.cvsignore
petit313/COPYING
petit313/Makefile.in
・・・・・省略・・・・・
petit313/win/resource.h
petit313/win/resource.rc
petit313/win/thread.c
petit313/win/thread_win.h
petit313/win/vbapi.c
# cd ./petit313/linux
# make
nasm -i../engine/i386/ -f elf -D__unix__  ../engine/i386/clka.nas -o clka.o
nasm -i../engine/i386/ -f elf -D__unix__  ../engine/i386/cpua.nas -o cpua.o
gcc  -pipe -c -I../engine -I../file_io/libsnd  -Wall  -DNDEBUG 
-DHAVE_CONFIG_H -DLAMEPARSE -DLAMESNDFILE -DUSE_X86ASM 
-O -fomit-frame-pointer -ffast-math -funroll-loops -DUSE_PTHREAD 
../engine/i386/cpu.c -o cpu.o
・・・・・省略・・・・・
gcc bitstream.o get_audio.o newmdct.o quantize_pvt.o tables.o util.o gogo.o 
psymodel.o reservoir.o takehiro.o fft.o lame.o quantize.o tool.o vbrtag.o main.o 
gogo_io.o setup.o thread.o clka.o cpua.o cpu.o choose_table.o quantizea.o 
quant3dn.o vars.o psymodela.o psysse.o psy3dn.o gogo2_fht.o fftsse.o 
mdctsse.o mdct3dn.o sbandfpu.o sbandsse.o sband3dn.o sbandtbl.o  -o gogo 
-lm -lpthread
# 

先ほど言ったように「Grip」はインストールされているはずです。
もしインストールされていなければ、「apt-get」でインストールしてください。

Gripの設定

Gripの起動後の画面です。「アプリケーション」→「サウンドとビデオ」→「Grip」左の画像は、Gripを起動させた直後の画面です。
メニューバーの「アプリケーション」をクリックし、表示されたメニューの中にある「サウンドとビデオ」の中にある「Grip」をクリックします。

cdparanoia

「cdparanoia」へのパスを指定します左の画像のように、「設定」タブにある「切り出し」タブをクリックし、CDから「WAV」ファイルに変換するためのツール「cdparanoia」へのパスを指定します。
Vine Linux4であれば、「/usr/bin/cdparanoia」だと思いますが、うまく動作しない場合は「which」コマンドで検索します。

# which cdparanoia
/usr/bin/cdparanoia

gogo

「gogo」へのパスを指定します今度は、WAVファイルからMP3へ変換するツール「gogo(午後のこ〜だ)」へのパスの指定です。
先ほど解凍した「peti313」の中の「linux」の中にある「gogo」になります。
ただし「peti313」の数字の部分は、バージョンによって変わるらしいので、解凍してできたディレクトリを参考にしてください。
左の画像のように、「設定」タブをクリックし、「エンコーダ」タブをクリックし、エンコーダに「gogo」を選択。
パス(実行形式)を「gogo」がある場所を指定します。

CDからMP3へ変換する

MP3にしたいトラックにチェックをいれますMP3に変換したいCDを入れ、「トラック」タブをクリックし、変換したい曲にチェックをいれます。

「切り出し」タブを選択し「一括作成」をクリックします「切り出し」タブをクリックし、「一括作成」をクリックします。
なお、「切り出しのみ実行」はCDからWAVファイルを作成する場合です。
しばらくすると、MP3ファイルが完成します。
作成される場所は、ユーザーホーム(rootであれば「/root」)のすぐ下に「mp3」というディレクトリが作成され、その中に作成されます。
「切り出しのみ実行」で作成されたWAVファイルもここに作成されます。

具体的には、「切り出し(CDからWAVファイル)」が行われ、その後MP3へエンコードされるようです。
この切り出しの処理が結構時間がかかるようです。

コマンドラインでCDからWAVファイルへ

コマンドラインでCDからWAVファイルへ変換する方法も載せておきます。
この場合、cdda2wavが必要になりますが、Vine Linux4ではデフォルトであると思います。

# cdda2wav -x -B -Owav -D/dev/hdc
cdrom device (/dev/hdc) is not of type generic SCSI. Setting interface to 
cooked_ioctl.
126976 bytes buffer memory requested, 4 buffers, 8 sectors
#Cdda2wav version 2.01.01a04_linux_2.6.16-0vl60_i686_athlon, real 
time sched., soundcard, libparanoia support
EnableCdda_cooked (CDIOCSETCDDA) is not available...
AUDIOtrack pre-emphasis  copy-permitted tracktype channels
      1-13          yes              no     audio    2
Table of Contents: total tracks:13, (total time 65:35.01)
  1.( 5:55.14),  2.( 5:05.27),  3.( 5:27.45),  4.( 4:32.59),  5.( 4:08.40),
  6.( 4:30.54),  7.( 4:36.55),  8.( 5:48.59),  9.( 5:38.60), 10.( 4:45.42),
 11.( 4:40.32), 12.( 5:53.30), 13.( 4:31.09)
Table of Contents: starting sectors
  1.(       0),  2.(   26639),  3.(   49541),  4.(   74111),  5.(   94570),
  6.(  113210),  7.(  133514),  8.(  154269),  9.(  180428), 10.(  205838),
 11.(  227255), 12.(  248287), 13.(  274792), lead-out(  295126)
CDINDEX discid: hceQcI2_YFeA.d9EUJu.bKGefrk-
CDDB discid: 0xaa0f5f0d
CD-Text: not detected
CD-Extra: not detected
samplefile size will be 694136396 bytes.
recording 3935.0133 seconds stereo with 16 bits @ 44100.0 Hz ->'audio'...
overlap:min/max/cur, jitter, percent_done:
 0/ 0/ 1/      0 100%  track  1 recorded successfully
 0/ 0/ 1/      0 100%  track  2 recorded successfully
 0/ 0/ 1/      0 100%  track  3 recorded successfully
 0/ 0/ 1/      0 100%  track  4 recorded successfully
 0/ 0/ 1/      0 100%  track  5 recorded successfully
 0/ 0/ 1/      0 100%  track  6 recorded successfully
 0/ 0/ 1/      0 100%  track  7 recorded successfully

という感じでコンソール上からも切り出すことができます。

WAVからMP3へ

コンソール上から切り出したWAVファイルに関しては、次の手順でMP3ファイルにエンコーディングします。

まず、切り出したWAVファイルのディレクトリに移動します。
この場合、ユーザーディレクトリに作成されるので「ファイルブラウザ」でユーザーディレクトリに移動。
MP3ファイルにエンコードしたいファイルを右クリックし、「別のアプリで開く」を選択。

「コマンドをカスタマイズする」にgogoのパスを入力「利用するアプリの選択」が表示されるので、「コマンドをカスタマイズする」をクリック。
表示された入力欄に「gogo」のパスを入力して「開く」をクリック。
次回以降、ファイルを右クリックすると「"gogoで開く"」という項目が表示されるようになるので、以後、これを選択すればOK。
MP3は、WAVファイルと同じユーザーディレクトリ似作成されます。

参考サイト

gogoのこーだでmp3エンコード
午後のこ〜だ
午後のこ〜だ Ver3.13 ソースコード
Linux版 gogo と konqueror
gripでCDからmp3を作成する
ただのにっき